ウラジオストク2日目④ 夜散歩・スーパーマーケット・お宿
鷲の巣展望台を満喫して、徒歩で街まで帰ることにした。
少しひんやりとした風が昂った気持ちを宥める。
帰りは適当に下っていけば良いやと思い、夜の散歩がてらブラブラと歩くことにした。
アムールスキー伯爵の立つ広場では大きめのカエルがぴょんぴょん跳ねていて、ロシアの短い夏の息吹が感じられる。
丘を降りて街へ歩く途中で休憩がてらカフェに入ってみる。
味は特筆すべきこともなく普通に美味しかった。こういう新しめのカフェでも英語はあまり通じない。
宿近くまで来て、せっかくだしスーパーで買い物することにして、24時間営業のスーパーフレッシュ25へ向かうことに。
これお肉がちと固かったけど結構おいしかった。
写りこんでいる裸足の通り、ロシアでは玄関で履物を脱ぐので、宿の中では内履きor裸足で過ごす。日本と同じなのでこれが結構リラックスできる。
宿に帰るとおなじみのメンバーがリビングでのんびりしていて、シベリアのお兄ちゃんがおかえり~!とお出迎えしてくれた。
夕飯食べた?買ってきたの?でも俺夜食作るから少し食べてなよってな感じで缶詰を包丁でごりごり開けて、黒パンをカットしていく。
包丁で缶詰を開ける様にひええとビビり、隣にいたパキスタンおじさんに「やばくない?」て目くばせしたら肩をすくめて苦笑いしていた。よかった、ロシアスタンダードではないんだな。安心した。
味はツナっぽかった。黒パンはカサカサしてた。でもみんなで一緒に食べると不思議と美味しい。
それにしても宿へ帰ってから、お兄ちゃんは夜食の準備をはじめ、私の買って来た夕飯をレンジでチンし、ジュースを注いでくれていて至れり尽くせりすぎである。
夜食を食べながらみんなで談笑して、今日もまたあっという間に深夜2時を迎えたのだった。