ウラジオストク3日目③ エアメール成功編(ロシア郵便局にて)
博物館を後にし、休憩とエアメールの準備にいったん宿へ帰る。
宿へ帰ると、パキスタン人のおじさんが仕事をしていた。
「おかえり、どこ行ってたの?」と言って、食べていたお菓子を私にくれた。
お菓子を食べながら今日のルートを簡単に説明すると、いいね~とニコニコ聞いてくれた。優しい。
そうして話していると、ところで・・・とおじさんから質問が出た。
「今日本の会社とメールのやり取りしてるんだけど、返信が来ないんだよ。なんでかな?」とのこと。
日本はお盆休みの真っただ中なので無理もない。
ウィキペディアの「Bon Festival」ページを見せると納得してくれた。
おじさんはお茶入れてあげる、と言って準備を始めたので、こちらはエアメールの準備を始める。
ロシアの郵便事情はとにかく評判が悪い。
荷物はおろか、はがきが届かないことも珍しくない。
出す以上は失敗したくない・・・ということで、先人たちの記録を読み、郵便局の窓口で対応してもらうことにした。(街中のポスト投函はNGで)
住所を書いているとおじさんが戻ってきたので、失敗したくない私はおじさんにロシア語で「日本(Япония)」と書いてもらった。
淹れてもらったお茶を頂きながら、最寄の郵便局について確認をして、念のためロシア語の発音も教えてもらい準備万端。
中央広場前のホステルからグム方面に歩いて、女性の銅像がある階段のすぐ横にある郵便局へ。
この青い看板のある建物が郵便局の窓口なのだと思い中に入ると、なにか様子が違う。こちらは本当にofficeのほうだったようだ。
はてなマークを浮かべていると、職員がだるそうに隣のドアの方だよ、と教えてくれた。
中に入ると窓口があったが、はがきの受付はそこではなく、入ってすぐ左手にある青い机での対応らしい。
机にいるお姉さんにはがきを渡して、おじさんが書いてくれたЯпонияの文字を指差すと分かってくれて、金額を示してくれた。
エアメール1通で43ルーブルだった(約90円)。
切手を貼り終え会計が済むと、局内の青いポストに投函するよう指示があったので、無事に届きますように、と祈って投函した。
かくして、初めてのロシア郵便局利用は無事に終わった。
エアメールは投函から約10日後に無事に自宅に届いたので、大成功だった。
ちなみに、ウラジオストクの空港には郵便局がないので、エアメールを出したければ滞在中に街中の郵便局に行く必要があるので注意。(2018年8月時点)