ウラジオストク3日目① 市内散策(キタイスキー市場・ケーブルカー・教会)
夜更かしが祟って疲労も溜まってきたので、気合を入れてレッドブルを飲む朝。
手早く済ませて市場へと出発する。
バスは一律2ルーブルなので、小銭が必須。ただ、10ルーブル位なら運転手さんがお釣りをくれるのでそんなにビビらなくてもOK。(台湾ではお釣りをくれなくて、泣きながら近くのコンビニまで行って崩してから支払った思い出)
GPSをオンにして、市場に一番近いバス停で適当に降りる。市場の目の前に止まるわけではないので、少々地図と格闘しながら歩いていく。
雨もちらつき、とぼとぼ歩いていくと路面電車の停留所が見えてきた。
これが見えればもう間近。
市場内をぷらぷらしていると
猫!!
やっぱり居たか!
追い払われてもめげない。
雨で市場も半ば開店休業といった体なので、食料品店の店先で売っていたピンバッジを購入して早めに退散。
固すぎる握手を交わすこのバッジに心をつかまれ購入、70ルーブル位だった。
市場前の路面電車に乗り込み、運転手のおばちゃんに「ルガバヤ?(の市場方面ですか?)」と聞くと「ダー(そやで)」とのことなので乗車。
繁華街方面に向かうバスを途中下車、ケーブルカーに乗りに行く。
ケーブルカーを目指して歩いていると、戦争の慰霊碑とこぢんまりとした教会が見えてきた。
教会周りの手入れをしているお兄さんに挨拶して建物に近づくと、可愛らしい看板猫が。
とても人懐こく、愛されているのが分かる。
しばらく彼(彼女?)と遊んだ後、教会の中へ。入ってみたは良いけど、どうするのが正解なのかいまいち分からないな、と思いつつお供えの蝋燭を一本買うと、案内の方がお参りの仕方を教えてくれた。
スカーフはこんな感じに巻いて、蝋燭は火を点けたあとお尻を少し炙ればしっかり立つよ、そうしたらこうやって十字架を切って・・・言葉は分からずとも、身振り手振りで親切に教えてくれた。
観光客も滅多に来ないようで、静かに教会美術を鑑賞できた。
何度もお礼を言って外に出ると、庭仕事を続けていたお兄さんがこちらをみてニコッと微笑んでくれた。
すぐ隣にあるケーブルカーの駅に移動。ちょうど発車した後だったので次の便を待つ。
入口に徴収係のおばちゃんが座っているので、14ルーブルを支払って乗車。
乗車賃を支払うと、ロール状に巻かれた乗車券をちぎって一枚くれる。
なんとなく無駄な作業な気がするけど、そこがまた良い。
ぐんぐん昇っていくケーブルカーの窓に子供のように張り付いていた。
5分ほどで山頂駅へ到着。
ケーブルカーの駅はどちらも無機質でガランとしていたのが印象的だった。
夜動いていたらとても怖い感じだと思う。
なんとなくケーブルカーに乗りたい感じだったので、展望台へは行かずにとんぼ返りして、街歩き再開。