ジャナルの旅行備忘録

会社員が短い休みで色んな所に行きます

ウラジオストク3日目② 市内散策(ウスペーニア教会・ニコライ2世凱旋門・ウラジオストク市博物館)

ケーブルカー山頂駅から歩いて金角湾大橋のたもとにあるウスペーニア教会を見学。

誰もいなかったので、ひとつ前に見学した教会で教えてもらった通りにスカーフを巻いて中へ入る。

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緑の屋根が美しいウスペーニア教会

中は白と金を基調としてたシンプルな内装で、入口にはスカーフのない人のために貸し出しのボックスが設置されていた。

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入口のスカーフボックス

頭を覆うばかりではなく、露出が気になる格好の場合にはスカートのように巻いたりするようだ。

イコノスタシスが美しかった。

 

少し歩いて、金角湾にほど近いニコライ二世凱旋門に移動。途中で外壁にレリーフのある館を見かけたが、政府関係機関の建物ということ以外はわからなかった。趣のある良い建物。

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レリーフの入った壁面のある建物

 

 

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ニコライ二世凱旋門

ニコライ二世の訪問を記念して作られた門。皇子は大津事件に遭った後ウラジオストクに来ているので、どんな気持ちで滞在したのだろうか・・・。

なお、当時のものはロシア革命時に破壊されており、現在の物は2003年に復元された門である。

門の辺りは海に面した広場になっており、観光客だけでなく地元の人も多い。

 

 

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ウラジオストク市博物館

凱旋門近くにあるウラジオストク市博物館。ウラジオストクの歴史について展示している。

最上階まで行くと、ソ連時代の家庭生活を再現した部屋があるのだが・・・

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入口からの眺め。ここからすでにちょっと怖い。

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生活を模しているのに、無機質で寂しさを感じる。

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一番怖かった子供部屋

後ろを向いた瞬間人形が動き出すのではないかと震えていた。

 

博物館の屋根裏部分を使っているからか、それとも絶妙な照明のせいなのか、とにかく怖くて終始ビクビクしていた。

 

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写真と触るのはOK

展示品は触ってもOKで、クローゼットを開けてみると中にはちゃんと毛皮のコートも入っていたりしてとても面白い。

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洋服の入ったクローゼット

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スキー板もあった


実際に触ることのできる展示をしているところは少ないのではないだろうか。貴重な経験だと思う。

入口にはコメントを残せるノートが設置されているので、今後もより良い展示をして貰えるよう一言残すことをおすすめしたい。