ジャナルの旅行備忘録

会社員が短い休みで色んな所に行きます

ウラジオストク2日目① 市内散策(ミリタリーショップ・ウラジオストク駅)

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ウラジオストクのコンセントはタイプCなので、変換プラグが必要

 

泥のような眠りから覚め、ベッド横の窓から明るくなった街を見て、自分がロシアに居ることを実感。どんよりとした曇り空で、気温は8月のお盆時に20℃を切っていて少し肌寒い。

 

覚えたてのロシア語でみんなにおはようの挨拶をすると、パキスタン人のおじさんがコーヒーと紅茶どっちにする?と聞いてくれた。

シベリアのお兄ちゃんは旅行者ではなく出稼ぎに来ているようで、もう仕事に出かけていた。

 

日本でも久しく味わっていない朝の団欒を異国の地で感じ、奇妙な居心地の良さを感じながらどこへ行こうかぼんやり考えていた。

 

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噴水広場から北へ歩いたところにあるイゴリチェルニゴフスカバ教会

支度をして散策開始。まずは近くの教会から行ってみることにした。

小さいながらも家族連れなどがたくさん来ていた。

 

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噴水広場

こじんまりとした教会に入るのはなんとなく気が引けて、噴水広場へ移動してきた。 観光地らしく中国からの観光客が目立つ。

 

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ウラジオストクのスタバ的ポジション パイレーツコーヒー

なんとなく肌寒いので噴水広場のパイレーツコーヒーでカフェラテを飲む。

中国からの観光客でごった返しており、ちょっと失敗。

 

一息ついて一本南の道へ移動し、今回の旅でかなり気になっていたお店に入店。

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ミリタリーショップ アルミヤラシー&フローツキーウニベルマーク

陸海軍用品はもちろん、ロシア土産も売られている。

一番の目当ては伝説の香水”赤いモスクワ”

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ノーヴァヤ・ザリャーの赤いモスクワ

ソ連時代に大流行した香水で、どこか懐かしいおばあちゃんの化粧棚の香りがする。

ロシア正教会のドームのようなキャップも愛らしい一品。

 

自分への土産に香水とキリル文字の刺繍されたTシャツを購入。ロシアの商品はセンスがいい。

 

さらに南へ移動し、1番の観光スポット、ウラジオストク駅へ。

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シベリア鉄道の終着駅

90年代に改修され緑色からクリーム色に変わったが、ロシアらしいおもちゃのような可愛らしさにテンションが上がる。

入口で荷物検査をして構内に入る。ちなみに日本の駅のような改札はないので、ホームも出入り自由。

 

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ウラジオストク駅構内

 

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駅のホーム。ホームと線路に段差がない。

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モスクワまでのキロポスト。ここから9,288km先にモスクワがある。

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昔走っていたSL

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SL側面のデザインが素敵


朝起きてからまだ食べ物を口に入れていないことに気が付き、ここで昼食をとることに決めた。

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ウラジオストク構内のスタローバヤ

待合室のすぐ横にスタローバヤがある。

受付のお姉ちゃんはグレーのワンピースに白いフリルのカチューシャを付けたクラシックスタイルでダルそうにレジに座っている。愛想のかけらもない接客態度は、かえって旅情を掻き立てる。

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毛皮を着たニシン?と芋と肉

カウンターで気になるものを選び、指さしで注文をする。日本円で400円くらい。

サラダ以外は他のお客が食べている物を参考に注文した。無難な美味しさ。

飲み物はみんなこれを選んでいたので飲んでみたが、蜜を水で薄めたような味。一体何味だったのか今でも謎。

ピンクの鮮やかなサラダは毛皮を着たニシンと思われる。中に塩漬けのニシンがきちんと入っていたよ。

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ビーツの甘さと塩漬けニシンのコントラスト